フッ素樹脂 光触媒コーティング トップコート ピュアコートAN‐Hスプレータイプ登場!
SHOP等に使用されているオーニングやテント生地などの汚れ防止と保護にも役立ちます。スプレータイプなので誰でも簡単に扱えます。
一般的な光触媒塗料はシリケートなど無機系の素材を使い、激烈な光触媒反応による基材の劣化を防いでいますが、塗膜が硬い、酸化チタンの濃度が高く、基材の光沢が低下するなどの問題点があります。 そこで当社では光触媒反応に侵されない特殊な有機物をバインダーに採用しました。これにより、柔軟性がありかつ長期安定した光触媒塗料の開発に成功しました。
特長 ・柔軟性が増すためシーリング、テント地など伸張性素材にも適用 ・透明性が格段に向上するためガラスなどの透明素材、濃色・高彩色の素材に最適 ・基材側に露出する光触媒がないため、有機素材への直接施工も可能 ・水系塗料(一部アルコールを採用)で環境にやさしい。 ・有機と無機のハイブリット構造で表面硬度も高い。
ピュアコートAN−Hの技術 浸水性とは「水に馴染みやすい」ということですからどうしても水溶性が物質に残ってしまい、一般的には耐水性が低下します。当社では光触媒を特殊なフッ素系イオン交換に分散させ、その結果表面を長期間にわたって浸水性に保つことに成功しました。 一般の光触媒塗料では、紫外線のあたる部位でないと十分な効果が発揮されませんが、ピュアコートAN−Hは光励起ではなくスルホン酸基を持ったイオン交換樹脂で常に親水性を発揮します。塗膜中に微量のチタンを含んでいるのは、イオン交換樹脂の活性を長期間維持させるためですが、微量のため塗膜の透明度が格段に向上しています。
一般他社の光触媒塗料とのメリット、デメリットの比較
項目 |
(一般の)光触媒塗料 |
ピュアコートAN‐H |
透明性 |
酸化チタンにより白濁する |
非常に高い |
柔軟性 |
無機ガラス状で硬い |
PTFE骨格を有する有機高分子で構成 させるため柔軟性に富む |
有機物との組合わせ |
分解するので絶対に不可 |
可能 |
汚染防止効果 |
高い |
高い |
硬化(乾燥)速度 |
非常に遅い |
非常に早い |
耐水性 |
乏しいものが多い |
造膜後は完全な耐水性をしめす |
有機物分解 |
ある |
ある |
ピュアコートAN−Hの塗膜性能
項目 |
試験結果 |
試験方法・試験条件他 |
基本付着性 |
100/100 ※アクリル面 |
碁盤目試験 JIS K5400 |
表面強度 |
4H |
鉛筆硬度 JIS K5400 |
複合腐食サイクル試験 |
異常なし |
36サイクル JIS K5622 |
冷熱繰返し性 |
異常なし |
10サイクル JIS K5400 |
耐衝撃性 |
高さ50cmで異常なし |
おもり:±1g JIS K5400 |
耐汚染性 |
異常なし |
親水性カーボン浸漬 3日 |
耐沸騰水 |
異常なし |
4時間浸漬 JIS K5400 |
耐酸性 |
異常なし |
5%硫酸水溶液 30日 JIS K5400 |
耐アルカリ性 |
異常なし |
5%炭酸ナトリウム水溶液 30日 JIS K5400 |
耐水性 |
異常なし |
水道水浸漬 2週間 |
耐候性 |
SSWOM 3000時間 |
光沢保持率90%以上 (焼付フッ素パネル板上) |
60°×60°反射率 |
ピュアコートAN−Hスプレーから出る、特殊光触媒フッ素樹脂の静電気除去機能と 優れた親水化機能です。
(1)静電気を溜めた状態。
(2)ピュアコート噴霧。
(3)汚れに見立てたチョーク粉を散布。
(4)そのまま、垂直に立ててトンと落とすと。サーッと落ちていきます。
(5)水を散布します。処理面が瞬時に親水化して汚れを浮かび上がらせ、落ちて行きます。
(6)無処理面は、ご覧のように汚れが付いたまま。
(7)処理面は、親水化(水が表面になじむ状態を指します。)しています。
(8)その差は、歴然としています。
(9)拡大図。 |